省エネリフォーム
バスルームの省エネポイント
家庭内エネルギー消費の約三割は「給湯」。省エネ性能に優れた浴室なら、「もったいない」の大半が解消できます!
1. 換気乾燥暖房機
入浴前の暖房や衣類の乾燥に大活躍。省エネ効果が高く、電気代を大幅にカットします。
また、浴室を適度な乾燥状態にするため、カビの発生を抑制する効果も期待できます。
2. LED照明
LEDは低い消費電力で長寿命。
めんどうな照明交換の手間も省けます。
3. 節水シャワー
節水タイプのシャワーは、水圧が強くなる等メーカーによって水の出し方を工夫して通常より蛇口をひねる必要をなくし、節水できる構造を作り出しています。
4. 省エネ水栓
カンタン操作ができる水栓を選ぶことで、お湯の出しっぱなし・水の無駄遣いを減らします。
5. 保温浴槽
保温力の高い浴槽を選べば、時間が経ってもお湯が温かいまま。追い焚きの必要がなくなり、光熱費の節約になります。
6. フロア材
水はけの良い床なら汚れがついても簡単に洗い流せてお掃除の際の水道代が節約できます。
キッチンの省エネポイント
さまざまなエネルギーを消費するキッチン。節約のコツは「使いすぎ」と「片付け」に関わるムダを省くことです。
1. エコ水栓
正面のレバーハンドル位置で水を出す省エネ設計の水栓など、光熱費節約およびCO2削減に繋がる水栓があります。
2. 食器洗い乾燥機
食器量と汚れを検知し、洗浄性能はそのままに水と電気のムダを低減する商品があります。場合によっては手洗いより省エネに!
3. センサーコンロ
火力を自動的に調節してガスを節約するガスコンロ。日々のお料理タイムがエコタイムに変わります。
4. IHヒーター
鍋底温度をセンサーが見張って適温調理するので、電気のムダなくおいしく仕上げられます。
5. レンジフード
消費電力を低減するモーターを装備しているレンジフードや、調理物の温度を検知して自動的に換気風量を切り替えて省エネ運転するレンジフードがあります。
トイレの省エネポイント
一般家庭で最も水を使うのは、実はこのトイレ!全体の28%を占めているそうです。
トイレのムダ解消は節水が重要。省エネ設計の機器を選びましょう。
1. 洗浄時の水量
洗浄水の量が少ないことはもちろんですが、その水が鉢内をすみずみまでしっかりとキレイにするかどうかも重要です。
2. 抗菌加工
キレイを長持ちさせる抗菌加工でお掃除の回数が減らせると、水道代の節約になります。
3. シャワートイレの節電(便座)
暖房便座は使わない時には省エネ温度で保温し、断熱材を内臓した便座・便フタが熱を逃がさず、保温に必要な電気代を抑えます。
また、省エネ温水シャワーはお湯を使うときだけ暖めるので、保温による電気代がかかりません。
洗面の省エネポイント
手洗いや洗面では、どうしても水を出しっぱなしにしてしまいがち。 冬場に洗顔等でお湯を使う場合はガスも使います。ポイントは水栓。
1. 省エネ水栓
ハンドル位置が正面の時のみ吐水する水栓や、シャワーの水の吐き出し方によって少ない水量で勢いのある洗浄を実現できる水栓など、最新の水栓には水・湯の使用に気を使わなくても省エネを意識した使い方をしてくれます。
2. LED照明
省電力・長寿命のLED照明で、省エネはもちろんエコにも配慮。
3. 鏡のくもり止め
電気を使ったくもり止めでなく、表面コーティングによるくもり止めであれば、電気代を使わず省エネになります。
省エネ給湯器
省エネ給湯器の種類
省エネ設備はもちろん、ガス・電気給湯器も節約のために見直せる箇所です。古い機器は各社共通規格として普及している省エネ給湯器エコジョーズ(ガス)・エコキュート(電気)の特性を理解し、暮らしに合ったものを使うことで節約できます。
エコジョーズとエコキュートの各種情報を比較し、お家に合ったものを利用しましょう。
使用 エネルギー |
ガス 従来型の給湯器に比べ、エコジョーズならガスの消費が13%削減。ガス代が安くなります。 |
電気 割安に設定されている深夜電力を使用して、ランニングコストはガスに比べて安価です。 |
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初期費用 | 約40万円(工事費・リモコン別) +標準取替え費3-4万円前後、排水工事費1万円前後 |
約70~90万円(工事費・リモコン別) +標準取替え費6-8万円前後、電気・基礎工事費15万円前後 |
機器のサイズ |
設置可能場所:壁、据置き サイズはエコキュートの1/10。 |
設置可能場所:庭など ヒートポンプと貯湯タンクがセットのため、少々場所が必要になります。 |
仕組み | ・排気熱をリサイクル利用 |
・深夜電力を利用し、空気を圧縮し発熱 |
ランニング コスト |
エコジョーズ料金が適応でき、家の中のガス代が3%割引 いつでも使いたい時に使用することになるエコジョーズはランニングコスト面ではエコキュートに劣りますが、エコジョーズ用のプランに加入することでガス代が割引されます。 |
深夜料金割引を利用するには、Eライフプラン等の加入が必要。また、デイタイム(10-17時)は割高に 深夜電力で給湯部分をまかなう仕組みのエコキュートは給湯のランニングコストでは、お安くなります。 |
エコジョーズのメリット
給湯も追い焚きも省エネ
もったいないを再利用。これまで捨てていた排熱を使ってお湯をつくります。
ノーリツの給湯器は給湯も追いだきも高効率。
ガスのエネルギーのほとんどをお湯に変える高い技術です。
従来よりCO2を削減
1年間で257kgもCO2削減!
エコジョーズは毎日使うだけで、従来に比べてCO2を約15%削減します。使いすぎもしっかりセーブ。
エコキュートのメリット
空気の熱(=再生可能エネルギー)を取り込んで有効利用するのがエコキュートの特長。使う電気エネルギーの約3倍の熱エネルギーを生む高効率な給湯器です。